銀行でギャンブルに制限が設けられる？

今では銀行口座を持っていると、ATMを利用していつでも好きな時に現金を手に入れることができますよね。また、銀行口座からオンラインカジノに送金をしてしまえば、大金を自由に利用することができます。

これはとても便利な機能だと言えますが、一方でオンラインギャンブルでお金を遣いすぎてしまう原因にもなります。

特に銀行送金に関してはとても簡単で、実際にお金の動きを見ることができないため、お金を使っている感覚がなく自分が想像していた以上の大金を使用してしまうということもよくあります。

そこでこの記事では、ギャンブルでお金を使いすぎないようにどのように銀行口座を制限することができるかを紹介します。

ギャンブル禁止サービス

ギャンブルが合法であり日常的に楽しまれている海外。そのため、海外ではオンラインギャンブル依存症やお金の使いすぎを防ぐ目的で、銀行によってはギャンブルによって現金を使いすぎることを防ぐためのサービスを紹介しています。また、ギャンブルの使用状況をチェックしている銀行もあります。

ギャンブル禁止サービスを提供している銀行には以下のものがあります。

• Bank of Scotland（スコットランド銀行） イギリス北部にあるスコットランドに拠点を置く大手銀行です。スコットランド銀行では、ギャンブル取引に特化したカードロック機能を提供しています。
• Barclays（バークレイズ） バークレイズはイギリス・ロンドンに拠点を置く銀行で、資産管理、モートゲージ、クレジットなど幅広いサービスを提供しています。バークレイズのバンキングアプリ内で、ギャンブルサイトやアプリへのデビットカードの支払いをブロックすることができます。
• Halifax（ハリファックス） ハリファックスは、スコットランド銀行の商号として経営されているイギリスの銀行です。ハリファックスでは、ギャンブル依存症などを防ぐ目的で、以下のようなサービスを提供しています。 ・ファイナンシャル・トラッキング ・個人的なサポートとアドバイス ・オンラインギャンブルを阻止するガンバン・ライセンスへのアクセス
• HSBC HSBCはイギリス、ロンドン、カナリー・ワーフはイギリス、ロンドン、カナリー・ワーフに拠点を置いています。世界最大のメガバンクであるHSBCは、日本国内からも利用することができます。 HSBCでは、Pay by Bankアプリを含め、デビットカードにギャンブルの制限を追加することができます。また、HSBCでは、利用者が制限を解除しても、一定期間が終了するまでは取引が拒否される「Cool Off Period」を設けています。
• Lloyds Bank（ロイズ銀行） ロイズ銀行はイギリスの銀行・保険グループ会社が運営する金融機関です。ロイズ銀行では、デビットカードの利用に関して、さまざまな種類の取引を凍結・解除することができます。また、Gambanとも連携しています。
• MBNA MBNAはアメリカに拠点を置く銀行です。 MBNAでは、オンラインカードサービスを利用して、請求書や支出を管理することができます。これにより、オンラインギャンブルでのお金の使いすぎを防ぐことができます。
• Monzo（モンゾ） モンゾはイギリスのオンラインバンキングで、日本人の間で人気を集めています。モンゾではアプリを使って、口座でのギャンブル取引をブロックすることができます。このブロックを解除するには、モンゾのカスタマーサポートチームに問い合わせる必要があり、カスタマーサポートチームによって制限をオンにした後に状況が変化したかどうかがいくつかの質問で確認されます。
• Natwest （ナショナル・ウエストミンスター銀行） ナショナル・ウエストミンスター銀行は、イギリスの首都・ロンドンに本拠を置く銀行です。ナショナル・ウエストミンスター銀行では、ギャンブル取引に特化したカードロック機能を提供しています。
• Royal Bank of Scotland （ロイヤルバンク・オブ・スコットランド） ロイヤルバンク・オブ・スコットランドは、イギリスのエディンバラに本社を置くメガバンクの1つです。ロイヤルバンク・オブ・スコットランドではギャンブル取引に特化したカードロック機能を提供しています。
• Santander（サンタンデール） サンタンデールはスペイン・マドリードに本拠を置く商業銀行です。サンタンデールのマスターカードは機能を完全に凍結させることなく、特定の取引のみをブロックすることができます。
• Starling（スターリング） スターリングはモンゾと同じく、イギリスのオンラインバンキングの1つです。スターリングでは、ギャンブル取引を含むオンライン支払いを銀行アプリから簡単にブロックすることができます。

日本の銀行の場合は？

日本ではそもそもギャンブルが法律で認められていません。そのため、インターネットカジノなど、ギャンブルでの使いすぎを防ぐ為の制限なども一切設けられていません。

日本の銀行口座を利用する場合は、自分自身で対策を練らなければいけません。

日本の銀行を日頃から使っている方は、以下のような機能を使用してギャンブルでのお金の使いすぎを防ぐといいでしょう。

引き出し制限を設定する

日本で銀行口座を持っている場合、いつでも好きな時にATMで出金することができます。

しかし、この金額には上限を設けることができます。設定できる条件金額は個人の銀行でのステータスやどの金融機関を利用しているかによります。

ギャンブルでお金を使い過ぎてしまうのが心配であれば、1日の出金額または毎月の出金額に上限を設けるといいでしょう。

この上限を一度超えてしまった場合、その金額を超えて追加で出金をすることはできなくなります。そのため、ギャンブルでのお金の使いすぎを防ぐことができるでしょう。

送金額の上限を設定する

ATMでの出金と同様、銀行口座では送金額の上限を設定することができます。オンラインカジノの場合、自由に銀行口座から送金ができてしまうため、使いすぎてしまうリスクがあります。そのため、一度に送金できる金額に制限を設けてしまいましょう。

そうすると、その金額を超えてオンラインカジノに入金することができなくなるので、一定金額以上を1日に費やしてしまうことがなくなります。

クレジットカードに制限を設ける

銀行口座を持っているという方は、直接ATMで出金したり、送金したりする代わりに、クレジットカードを利用しているという人も多いことでしょう。

そのような場合は、クレジットカードに利用制限を設けるようにしましょう。クレジットカード1日、1カ月にどれくらい利用することができるか金額を設定することができます。この金額を低めに設定しておけば、オンラインカジノでの使いすぎを防ぐことができるでしょう。

デビットカードを利用する

クレジットカードとは一時的に金融会社から借金をすることであり、自分が所有している金額以上のお金を利用することができます。そのため、クレジットカードを利用することでギャンブルによる借金を抱えてしまう人がたくさんいます。

そのようなことを防ぐために、デビットカードを利用するのがおすすめです。デビットカードとはクレジットカードとは異なり利用した瞬間にその利用額が銀行口座から差し引かれます。つまり、デビットカードを利用した場合その時に銀行口座に含まれている金額の分しか利用できないということになります。

ギャンブルでお金を使い過ぎてしまうということが多い方は、常に少額のみを銀行口座に預けておくようにしましょう。

木村ジョーン

Casinohex.jpの編集長

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CasinoHex.jpの編集長を勤めている木村ジョーンです。自分の経験と専門的な知識・ギャンブルに有利な情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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