ギャンブル依存症の症状とサイン
オンラインカジノのプレイにおいて、今一番注目されているのがギャンブル依存症です。オンラインギャンブルのみでなく、日本国内におけるI R建設においても、ギャンブル依存症は懸念されている一つです。
これにより、カジノ建設においては賛否両論でしたが、結果としてギャンブル依存症を防ぐルールが設定され可決されました
ギャンブル依存症とは?
ギャンブル依存症とは、ギャンブルでプレイすることによって日常生活に支障が出る症状のことを指します。
ただ単に、カジノでかけているだけでは依存症には当てはまりません。
依存症と呼ばれるくらいですから、自分の力で自制できない状況ということになります。
オンラインカジノのみでなく、宝くじや競輪/競馬、麻雀なども当てはまり、日常生活の何よりも優先されていくことで悪化されていきます。
普段の生活ができないようになってきたら、それは危険信号です。
最初は楽しみながらプレイしていたのに、更なる達成感を期待し、賭け金が増えたり、食事もとらず遊んだり、会話がそれだけになってしまったりなど、「いつもの皆さんではない」症状が進行していきます。それまでの生活と比べると、全く違う行動を起こしていることには本人は気づかないのです。
最悪の場合、生活面で支障が出て、周りに迷惑をかけているのが全く気にならなくなったら、重症の症状であり。これが悪化すると人生を棒に振ってしまうことになりかねません。
今が行っているオンラインギャンブルは、本当に皆さんにとって必要なのでしょうか?
やらなければ気分が落ち着かないのでしょうか?
「はい」と答えた方は、すぐに受診するようにしましょう。
ギャンブル依存症の症状
依存症は本人が気づかない間に、周りにとても迷惑をかけているのです。苦しいのは自分のみでなくそれは周りも同じなのです。
特に一番身近にいる家族にとっては大きなストレスとなってしまいます。
下記の症状が当てはまるようでしたら、カウンセリングにいきましょう。また、友人・知人、家族内にこのような症状が見られた場合は、救いの手を差し伸べてあげましょう。
- お金を費やし、借金をしてしまう
- オンラインギャンブルで遊べないとイライラし、他人に暴力的な言葉を浴びせても遊ぼうとする
- 仕事や学校をサボるようになる
- オンラインギャンブルをしていることに嘘をつくまたは他の人に隠す
- オンラインギャンブルによって投資された金額を他人に精算させる
- 本人はこれらの問題を認めようとしない
- 他人から非難を受けてもし続けている
- 勝ち負けにこだわり、勝つまで続けてしまう
- 負けた時はまた他のオンラインギャンブルで気分を取り戻そうとする
この中で1つでも当てはまっていれば、皆さんは立派なギャンブル依存症予備軍です。4つ以上当てはまる場合は直ちに医師の診断を受けるかまたはカウンセリングへ相談にいきましょう。
ギャンブル依存症放っておくとどうなる?
ギャンブル依存症を放っておくと、手持ち以上の資金をオンラインギャンブルに投資するようになり、借金をしてもゲームに勝とうとします。オンラインギャンブルで勝つことの高揚感を求め、負けることが許せなくなってきます。
このため、大切な人間関係、仕事、教育の場所などで他人とうまく交わることができなくなり、孤立していきます。
そしてこの孤立がまたストレスとなり、さらにオンラインギャンブルに投資するようになります。
そして、最終的にはオンラインギャンブルを続けるために破綻した経済状況でさらに借金をし、それでもオンラインギャンブルのことしか頭にありません。
普通であれば、他人に迷惑をかける→自分で注意する という心理が働きますが、依存症は精神疾患ですので、このように物事を考えられなくなっています。
さらに自分を追い込まないように、ギャンブル依存症は回復できる症状ですので医療機関や相談機関へ訪れるようにしましょう。
どこへ行けば良いのか?
精神科の医療機関では、薬物療法や精神療法などで治療を受けることができます。医療機関ですので、個人個人に合わせたプログラムが用意されています。
依存症治療は、研究センターなどでも治療を受けることが可能ですので、恥ずかしがったり自分は違うと言い張ったりしないで素直に足を運びましょう。
また、相談機関では家族や知人の相談を受け付けています。少しでもギャンブル依存症の影響を受けていると感じたらまず相談してみてはいかがでしょうか? そのほかにも自助グループなども良いと言えます。これはアルコールや薬物中毒者の症状の回復にも役立っている方法ですので、ギャンブル依存症にも有効的であるとされています。このほか、回復施設などもありますので、まずは周りの人が積極的に助けるように心がけましょう。
もし見かけたら?
一緒にプレイしているうちは、楽しくて依存症であることに気がつかない場合があります。一度距離をおいて考えると、依存症であるかそうでないかがはっきりと見えてきます。依存症の家族や友人・知人は、そのまま放って置かずに手を差し伸べることが大切です。
ただ、その場を去っていくのではなく、本人は気づいていないことが多いので周りの声をかけてあげましょう。
依存症の厄介なところは、本人は気づいていないところなのです。注意すると否定したり、嘘をついたり、他人のせいにしたりなど、言い訳を聞いていては山ほど積もってしまいます。
オンラインギャンブルで遊びたいがために、家族が犠牲になったり、周りの時間を遠慮なく費やしたりしてしまうようであれば、金銭的な援助をするのをやめるところから始めなければいけません。助けがないので遊べない→犯罪に走ると、全てがそうではありませんので、援助をやめることから初めて本人に気付かせることも優しさです。
ギャンブル依存症が回復に向かったら
カウンセリングに通い続けるのは良いことだといえます。何かしらのストレスが原因で依存症となってしまっているので、相談する場所を提供するのは良いことであるといえます。
回復に向かっているからと言って、いきなり依存症が治るわけではありません。
まずはオンラインギャンブルが目に触れない生活を構築し、小さな目標を設定しながらギャンブルをしない生活が遅れるように手を差し伸べてあげましょう。
回復に向かっているからもう大丈夫とまたギャンブルに手を出すようであれば、これはまた別の深刻な問題となってきますので、そうならないように周りがそのような環境を作るようにしましょう。
まとめ
本人が気づかない依存症は周りが進んで行動を起こす必要があります。家族内や友人・知人にこのような人がきたら声をかけてあげましょう。
- オンラインギャンブルの話しかしない。他の話は聞かない
- オンラインギャンブルで遊ぶのではなく、勝つまでプレイしている
- 1日の生活の基盤がオンラインギャンブルになっている
- オンラインギャンブル以外のことをやりたがらない
- 金銭の借りを尋ねてくる
- オンラインギャンブルで遊ぶために、食事などの日常生活も放っておくようになる
- 他の人が手を貸そうとすると、自分は依存症とは違うと最初から否定する
- 他の人が手を差し伸べようとすると他の人のせいにする
- オンラインギャンブルに負けると1日機嫌が悪い
- オンラインギャンブルに負けると人生に負けた気がしているように見える
- オンラインギャンブルに負けると周りの人にひどい言葉を浴びせてみたり、暴力をふるう
周りにオンラインギャンブルで遊んでいる人がいたら、上記の項目を少し頭に入れておいて、症状が出始めたら進んで声をかけるようにしてみてはいかがでしょうか?
また、オンラインカジノで度々プレイをするプレイヤーにおいては、適度にオンラインカジノでプレイする方法を知ることも重要です。