ココモ法とは?
オンラインカジノではたくさんの種類の必勝法を利用することができます。それらの必勝法の中でも、ベットする際にルールを設ける必勝法がベッティングシステムと呼ばれます。
ベッティングシステムにはマーチンゲール法やモンテカルロ法など多くの戦略がありますが、この記事ではココモ法について解説していきます。
この記事でココモ法の使い方、メリット、デメリットについて学んで、早速実践で利用してみましょう。
ココモ法とは?
ココモ法は有効な必勝法ですが、あまり知名度が高い必勝法ではありません。これまで名前を聞いたことがないという方もいるでしょう。
そのため、まずはココモ法がどのような必勝法なのかについて簡単に説明していきましょう。
ココモ法は、システムベッティングの中でも特に知名度が高いマーチンゲール法を改良したものとなります。マーチンゲーム法では負けた時にベット額を2倍にしていきます。そうすることで、ゲームに勝利した時にそれまでの損失額をすべて取り戻すことが可能となります。
一方でココモ法では、ゲームで負けた時に、前回と前々回のゲームの賭け金の合計額を足したものをベットしていきます。 そして、これをゲームで勝つまで続けます。一度ゲームに勝利することができたらベット額を最初の金額に戻して、再びベットをしていきます。ココモ法はこの作業の繰り返しとなります。
ココモ法では特にゲームをやめるタイミングは決められていません。そのため、利益確定、および損切りのタイミングは自分で決める必要があります。とは言っても、一度夢中になってしまうと、ゲームをやめることは簡単ではありません。
そのため、〇〇ゲームプレイしたら終わりにする、損失額が〇〇円に達したらゲームをやめる、など最初にルールを設定しておくと良いでしょう。
どんなゲームに使える?
ココモ法は3倍配当のカジノゲームで利用することができます。3倍配当のゲームとは、ゲームで勝利した時に、3倍の配当を獲得することができるゲームのことを指します。
3倍配当のゲームにはオンラインカジノ ルーレットの「ダズンベット(1st12、2nd12、3rd12)」や「コラムベット(2to1)」が挙げられます。
ルーレットのダズンベットでは、数字は最初の12(1~12)、真ん中の12(13~24)、最後の12(25~36)というように分けられます。
一方でルーレットのコラムベットでは、テーブルレウアイルとの同じ列に並んでいる12の数字に賭けます。12の数字とは36個の数字のうち、「1 4 7 10 13 16 19 22 25 28 31 34」、「2 5 8 11 14 17 20 23 26 29 32 35」、「3 6 9 12 15 18 21 24 27 30 33 36」のようにグループ分けされたものを指します。
3倍配当のゲームの場合、勝率は約3分の1の約33%となります。
競艇にも使えるココモ法
ココモ法はカジノゲームだけではなく、ブックメーカー 競艇でも利用されています。ココモ法 競艇がよく利用されるのは、この2つの相性がとても良いからです。
競艇でココモ法を利用する際は、1点2.7倍以上のオッズにベットするのが原則となります。そして、これらのオッズにベットし続けます。これで、ルーレットのダズンベットなどのように、3倍配当に近くします。
ただし、競艇では、2.7倍というオッズは人気であり、多くの人がベットします。これにより、締め切りギリギリでの、オッズが下がり、配当が2倍ほどになってしまうことがあります。そうすると、ココモ法がうまく機能しなくなってしまいます。それを防ぐために、購入時点で2.7倍ではなく、オッズが3.5倍~4倍のオッズを購入して調整すると良いでしょう。
また、ココモ法を利用する際は、2連単の舟券が向いていると言われています。2連単では2.7倍以上のオッズになっていることが多く、数も30通りほどしかないので、的中させやすいと言えます。そのため、一般的にココモ法を利用する際は、2連単の舟券が適切な舟券だと言われています。
ココモ法の使い方
ここでは具体的にココモ法の使い方を解説していきます。
ココモ法では、前回のゲームで賭けた金額を元に、次のゲームのベット額を決めていきます。
例えば、3倍配当のゲームでココモ法を使用する際、最初のベット額を1ドルに設定したとしましょう。そして、このゲームで負けてしまった場合、次のゲームでも同額の1ドルを賭けます。
そして、さらにゲームで負けてしまった場合、次の賭け金は1ゲーム目の賭け金と2ゲーム目の賭け金を足した2ドルをベットします。このゲームでも勝てなかった場合、次のゲームでは3ドル(2ゲーム目の賭け金と3ゲーム目の賭け金の和)をベットします。これをゲームで勝てるまで繰り返していきます。
以下では実際に使用例をみていきましょう。
- 1ゲーム目:3倍配当のゲームをプレイする際、最初のベット額を1ドルにします。 そして、ゲームに負けてしまったとしましょう。そうすると、累計損益は-1ドルとなります。
- 2ゲーム目:2ゲームでは、最初と同じ金額をベットします。つまり、ここでのベット額は1ドルとなります。 そして、このゲームでも負けてしまったとしましょう。そうすると、累計損益は-2ドルとなります。
- 3ゲーム目:3ゲーム目では、前回と前々回、つまり1ゲーム目と2ゲーム目の賭け金の合計がベット額となるので、2ドルをベットします。 そして、このゲームでも負けてしまったとすると、累計損益は-4ドルとなります。
- 4ゲーム目:4ゲーム目のベット額は、2ゲーム目と3ゲーム目のベット額の合計である、3ドルとなります。そして、ここでもゲームで負けてしまったとしましょう。 そうすると、ここまでの累計損益は-7ドルとなります。
- 5ゲーム目:5ゲーム目のベット額は、3ゲーム目と4ゲーム目のベット額の合計である、5ドルとなります。そして、ここでのゲームで、ついに勝てたとしましょう。そうすると、3倍の配当を獲得することができるので、15ドルが払い戻されます。 そうすると、これまでの全ての損失を回収することができ、累計損益は3ドルとなります。
このようにココモ法では1勝するだけで、それまでの全ての損失を回収するとともに、利益を得ることができるのです。この点が、ココモ法の最大のメリットだと言えます。
ココモ法を使うときの注意点
以下ではココモ法を利用する際の注意点を紹介します。ココモ法を利用する際には、以下の点に必ず従うようにしてください。そうしないと、ココモ法がうまく機能しなくなってしまいます。
ココモ法が有効なゲーム限定
ココモ法は、ココモ法が有効なゲーム、つまり3倍配当のゲームでのみ利用するようにしてください。
ポーカーのように配当がランダムなゲームや2倍配当のゲームではココモ法は機能しないので、うまく配当が得ることができなくなってしまいます。
(Maximum Bet)賭け金の上限の設定に注意
ランドカジノ、オンラインカジノに関係なく、それぞれのゲームには最大ベット額が設定されています。この金額を超えてゲームをプレイすることはできません。ココモ法では連敗することでベット額が増えていくので、テーブルの最大ベット額に達しないように調整する必要があります。
ココモ法の連敗確率とテーブルリミット
ゲーム数 | 連敗の確率 | 賭け金 |
---|---|---|
1ゲーム目 | 66.67% | 1ドル |
2ゲーム目 | 44.44% | 1ドル |
3ゲーム目 | 29.63% | 2ドル |
4ゲーム目 | 19.75% | 3ドル |
5ゲーム目 | 13.17% | 5ドル |
6ゲーム目 | 8.78% | 8ドル |
7ゲーム目 | 5.85% | 13ドル |
8ゲーム目 | 3.90% | 21ドル |
9ゲーム目 | 2.60% | 34ドル |
10ゲーム目 | 1.73% | 55ドル |
ココモ法はマーチンゲール法とは異なり、3倍配当のゲームでプレイします。3倍配当のゲームということは、勝てる確率が約33%となります。これは、連敗する可能性が高いと言えます。
以下では3倍配当のゲームをプレイした際の、連敗する確率をまとめたものです。
このように表にまとめると、ココモ法の3倍配当ゲームでは、割と連敗する確率が高いことがわかります。
連敗するということは、それだけベット額も大きくなっていきます。そして、このベット額がテーブルリミット(そのテーブルでベットすることができる最高額)に達してしまうと、それ以上ココモ法を継続することができなくなり、そこで損切りをしなければいけないことになってしまいます。3倍配当のゲームでしか利用できないココモ法は連敗することもあるので、テーブルリミットに達してしまうこともあります。
そのため、そのような事態を防ぐために、テーブルリミットが大きいテーブルを選ぶ、最初のベット額を少なくする、などの対策をとる必要があります。
もしも損切りとなってしまった場合、それまでの損失を取り戻すことはできないので、注意しましょう。
ココモ法を使うメリット&デメリット
以下ではココモ法のメリットとデメリットをみていきましょう。ココモ法には多くのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
ココモ法のメリットは1回勝利することができれば、利益が得られるということです。ココモ法ではベット額を3倍にしていくため、その分勝利した時に配当も大きくなります。そのため、ゲームで1勝でもすることができれば、損失を回収するとともに、利益を得ることができるのです。 1勝するだけで全ての損失が取り戻せるので、ゲームをプレイする際も安心感があります。
ココモ法で得られる利益は、1勝するまでに何連敗したかによって異なります。 そして、ココモ法では負けが続いてベット額が大きくなった時に勝利することで、高額配当を得ることができるのです。
ココモ法のメリットとして、ベット額が増え方が緩やかという点が挙げられます。ココモ法では、前のゲームの賭け金を合計額を次のゲームで賭けていくだけなので、急激にベット額が増えるということはありません。そのため、ベット額を2倍にしていくマーチンゲール法などと比較すると、かなりリスクが低いシステムべっティングだと言えます。 ココモ法は、リスクを取りたくないという方、資金が限られている方にもおすすめできる必勝法だと言えるでしょう。
ココモ法のルールはとてもシンプルであり、誰でも簡単に利用することができます。モンテカルロ法のように複雑な計算式はないので、初心者でも気軽に利用することができるでしょう。 ココモ法を利用する際はメモを取る必要もなく、頭の中で計算しながら簡単にベットすることができます。そのため、オンラインカジノだけではなく、ランドカジノでも利用することができます。
ココモ法が利用できるカジノゲームは3倍配当のゲームだけです。オンラインカジノでプレイすることができるゲームはたくさんありますが、3倍配当のゲームは限定されています。バカラやポーカー、ブラックジャックなど、オンラインカジノで人気のゲームでは、ココモ法を利用することはできません。 そのため、ココモ法は好きなゲームで自由に利用できない点が大きなデメリットだと言えるでしょう。
マーチンゲール法との違い
すでに説明した通り、ココモ法はマーチンゲール法を変化させたものとなります。
マーチンゲール法ではゲームで負けた時にベット額を2倍にします。一方で、ココモ法では前のゲームのベット額の合計をベットします。この違いにより、マーチンゲール法とココモ法では、リターンが異なります。
マーチンゲール法の場合は1度勝利した際に、損失額を回収することが可能です。
しかし、ココモ法では勝利した際に、それまでの損失額を回収するだけではなく、利益を得ることができるのです。システムベッティングの中には1サイクルが終了しても利益が出ないものも多くありますが、ココモ法では、しっかりと利益を得ることができるのです。
そのため、負けの回数が多くなってしまった場合でも、ココモ法では最終的に利益を獲得することが可能となります。
マーチンゲール法では最初のベット額を少なくしていても、連敗していくことで一気にベット額が大きくなってきます。そのため、コマーチンゲール法では最初に十分な資金を用意しておく必要があるのです。そうでない場合、途中で資金が亡くなってしまい、マーチンゲール法を継続できなくなってしまうことがあります。一方で、ベット額が緩やかに増えていくココモ法ではそのような心配はありません。
連敗したときにココモ法とマーチンゲール法でどのように資金が増えていくかをまとめると以下のようになります。
10ゲーム目ではマーチンゲール法のベット額がココモ法の10倍の金額になっているのがわかります。このように、マーチンゲール法とココモ法ではベット額の増え方に大きな差があるのです。
ゲーム | ココモ法 | マーチンゲール法 | ||
---|---|---|---|---|
計算式 | 賭け金 | 計算式 | 賭け金 | |
1ゲーム目 | – | 1ドル | – | 1ドル |
2ゲーム目 | – | 1ドル | 1×2 | 2ドル |
3ゲーム目 | 1+1 | 2ドル | 2×2 | 4ドル |
4ゲーム目 | 1+2 | 3ドル | 4×2 | 8ドル |
5ゲーム目 | 2+3 | 5ドル | 8×2 | 16ドル |
6ゲーム目 | 3+5 | 8ドル | 16×2 | 32ドル |
7ゲーム目 | 5+8 | 13ドル | 32×2 | 64ドル |
8ゲーム目 | 8+13 | 21ドル | 64×2 | 128ドル |
9ゲーム目 | 13+21 | 34ドル | 128×2 | 256ドル |
10ゲーム目 | 21+34 | 55ドル | 256×2 | 512ドル |
ココモ法の改良法がある?
ココモ法にはいくつかの改良法があります。これらのココモ法 改良法を使うことでリスクを減らしたり、利益を増やしたりすることができます。
自分なりに改良法を考えて、自分のプレイスタイルにあったようにアレンジするのも良いでしょう。
ベット額を増やすタイミングを遅らせる
ココモ法では、1ゲーム目と2ゲーム目のベット額は同じであり、3ゲーム目からベット額を増やしていきます。もしもリスクを減らしたいのであれば、ベット額を増やすタイミングを4ゲーム目以降に遅らせるようにしましょう。そうすることで、連敗したとしても、損失額が増えるリスクを抑えることができます。
ただ、あまり遅らせてしまうと、1勝した時に利益を得ることができなくなってしまうので、遅らせるとしても5ゲーム、6ゲーム目ではベット額を増やしていくようにすることをおすすめします。
ベットする箇所を増やす
ココモ法を3倍配当のゲームで使用する際、通常はかける場所は1箇所です。しかし、勝率を上げたいのであれば、2箇所にベットするという方法もあります。
この場合、ベット額が増えるため利益は小さくなりますが、リスクを下げることができます。ベット額が通常のココモ法の2倍になるという点ではリスクが高まりますが、回収率を上げたい時にこの方法は有効だと言えます。
ゲームを始めるタイミング
ココモ法は3倍配当のゲームであれば、いつでも好きな時にゲームを始めることができます。しかし、勝率を上げたいのであれば、ゲームの流れをみつつ、ココモ法を開始するのが良いでしょう。
例えば、ルーレットのダズンベット、コラムベットであれば、3連続で同じエリアに入った後にベットをするという方法があります。3倍配当のゲームで4連続で続く可能性は1.185%とかなり低くなります。そのため、このタイミングでゲームを開始することで、勝率を上げやすくなるのです。
このようにゲームの流れを見つつ、次にどのエリアに入るかを判断した上でココモ法を開始することで勝率を上げることができます。
まとめ
ココモ法は3倍配当のゲームで利用することができる有効な必勝法です。ココモ法を利用することで、少ない勝ち数であってもしっかりと利益を積み立てていくことが可能です。
カジノゲームでしっかりと利益を得たいという方は、ココモ法を利用してみると良いでしょう。
ココモ法に関するよくある質問
-
ココモ法はライブカジノゲームや本物のカジノでも利用することができますか?
- カジノではメモを取る行為は禁止されています。そのため、複雑なシステムベッティングの場合利用出来ないことがありますが、ココモ法であれば暗算で簡単にベット額を計算することができるため、ライブカジノゲームや本物のカジノでも問題なく利用することができます。
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ココモ法を他のシステムベッティングと一緒に利用することはできますか?
- より大きな利益を狙うために、ココモ法を他のシステムベッティングと組み合わせて利用することは可能です。例えば、2コラム2ダズンベット法はココモ法との相性がよく、組み合わせて利用されることが多くあります。2コラム2ダズンベット法によってゲームの勝利を上げることができるので、リスクを下げつつ、高配当を狙えるようになります。
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ココモ法はどんな人に向いていますか?
- ココモ法は、リスクをおさえつつも確実に利益を得ることができるシステムベッティングです。そのため、リスクを取りたくない方、オンラインカジノ初心者の方におすすめの戦略だと言えます。
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ココモ法はスポーツベッティングでも利用できますか?
- ココモ法は競艇で使用されているため、スポーツベットの種類でも利用できます。ココモ法をスポーツべッティングで利用する際は、オッズが3倍前後(2.7~3.3倍ほど)のものにベットするようにしましょう。
-
ココモ法ではいつ損切りをすれば良いですか?
- ココモ法では、損切りのタイミングは決まっていません。そのため、ゲームを開始する前に、損切りするタイミングを自分で決めておくと良いでしょう。 ゲームをやめるタイミングを決めておかないと、損失額が大きくなってしまいます。